百合に寄り添う蓮華の作法

百合と妹って、黒鮪と松坂牛みたいじゃない?

五里霧中

GIRLFRIENDSという百合漫画がある
性格も見た目も正反対の高校生の主人公とヒロイン(当然両方女)が、少しずつ触れ合っていって、様々なトラブルやすれ違い(この辺がもどかしすぎてピュアすぎて神)を経て恋人同士になって、最後はイチャイチャしてエンドという、純愛百合作品だ
内容に関しては非の打ち所がなく、心理描写もすごく丁寧で、素晴らしいに尽きる
そしてこの作品は最後、それぞれの将来について考えたりする描写がある
夢を追いかけて、そのために離れちゃうとしても好きだからこそわかってほしいという想い
そして、これからのことは2人で一緒に考えていこうと誓うのだ

しかし、そこでふと思った
「あれ?百合カップルの将来ってどうなるんだろう?」という素朴でありながら盲点とも言える疑問だ


普通のラブコメ作品なら、お互い結婚してハッピーエンドと括るのが簡単だし、想像が容易である
しかし、百合カップルの場合、そんな簡単な話ではない
「社会に負けて結局数年後には別れちゃいました」もあれば、「社会に負けずに愛を貫き通しました」もある
そして前者なら、どのように別れてしまったのか、その時どんな気持ちだったのか、その後はどうなったのか、後者なら、どんな葛藤をしたのか、周りの説得はどうしたのか、世間からはどんな風なのか、20代、30代はどうなのか
このあたりをきちんと見てみたいのだ
このあとの2人は想像に任せます、というのは一般的だし、読者の想像も膨らむ
そのような形で締めるのがみんな幸せだ
近代文学でさえそのような締めくくりが多いし、そもそも終わりがある以上、登場人物の死を描かない限り最終的にこのような終わりになるのは必至である(死を描いても子供などがいればその後の展開を想像することはもちろん容易だが、あくまで2人の世界とする)
しかし、そんなことはわかりきっている
その上で、最後まで読みたい
最後まで、2人を見守りたいと思うのだ
そして、そんなことができる作品を誰か描いてほしい
漫画でも小説でも、出会いから別れを描き切ってほしい

 

 

 

 

そんなちょっとした願望を、テスト前日に抱いてしまうのでした

 

 

 

 

 

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可愛い